日本列島が感動に沸いた稀勢の里、奇跡の新横綱優勝・・
k  新横綱稀勢の里600.JPG
多くの日本人が待ち望んでいた
日本人横綱であることのほかに、
そこには、日本人感動の心の琴線を
揺さぶる3つの理由があった!?
その1:稀勢の里 破竹の12連勝・・・絶対王者、大鵬、巨人
大相撲春場所、稀勢の里は、破竹の12連勝
まさに絶対王者、負けなしの横綱。
日本人は強い者に
あこがれる。

巨人・大鵬・卵焼き(きょじん・たいほう・たまごやき)とは、昭和時代(戦後期)の流行語。「子ども(を含めた大衆)に人気のあるもの」の代名詞として、
1.プロ野球の巨人軍(読売ジャイアンツ)、2.大相撲の横綱・大鵬、3.料理の卵焼き

2.手負いの稀勢の里・・・判官贔屓 (ほうがんびいき)
しかし、この稀勢の里の12連勝は、
横綱日馬富士戦でストップする。
大相撲春場所13日目に
とんでもないアクシデントが発生した。
新横綱稀勢の里は
横綱日馬富士に
一方的に寄り倒されて初黒星
真っ逆さまに稀勢の里は
土俵下へ
この一番で
左肩から胸部にかけて負傷した。
稀勢の里の苦痛の表情・・
しばらく、稀勢の里は立てなかった。
相撲ファンはみんな思った
もう無理だ
明日から、休場
だれもが
そう思った。
しかし、大相撲春場所14日目
痛々しいテープを
左肩付近に巻き付けて
新横綱稀勢の里は出場した。
しかしながら
横綱鶴竜に
あっけなく敗れて2敗。
やっぱり、もう無理だ
新横綱稀勢の里は
相当の傷を負っている。
日本人は憐みの感情を
伝統的に持っている
弱い者、負けた者には、
自然と、理屈ではなく
同情心が沸いてしまう。
日本自体が、小さな国で、
米中ソのような巨大な、
強大な国ではない。
日本人として生まれると、
かつての英雄
源義経に対する心情と同じ
判官贔屓(ほうがんびいき)の同情心が
働いてしまう。

判官贔屓(ほうがんびいき)とは、第一義には人々が源義経に対して抱く、客観的な視点を欠いた同情や哀惜の心情のことであり、さらには「弱い立場に置かれている者に対しては、あえて冷静に理非曲直を正そうとしないで、同情を寄せてしまう」心理現象[3]を指す。「判官」の読みは通常「はんがん」だが、『義経』の伝説や歌舞伎などでは伝統的に「ほうがん」と読む。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A4%E5%AE%98%E8%B4%94%E5%B1%93

不思議にも
本割の照ノ富士戦では
あのデカイ体の稀勢の里が
さながら、
義経の幼名、牛若丸のように
右に、左に飛んだ。
不思議にも
体を、右(1回目)、
左(2回目)に
いなす
のである。
3.「見えない力」がはたらいた・・・神秘、奇跡、神風
日本は、神の国
八百万の神の国
日本が危機的
状況になると
神風が吹くのである
神の国の日本には
神秘的な力が
時にはたらくのであり
それが、日本人の心の奥底には
根付いていて
あらゆる日本人の窮地には
神の神秘的な
力が働いて
我われ日本人を
助けてくれるのである。
それゆえ、
しきりに、
稀勢の里は語る
1.「今日の千秋楽は見えない力で勝てた」
2.「見えない力というのをとても感じた15日間だった」

1.元寇の神風 文永・弘安の役での2度にわたる元寇で元軍に大損害を与えた暴風雨のこと。
2.元寇の時の故事に由来して、思いがけない幸運に恵まれることについて「神風が吹く」という表現が使われる。
3.「神風」は、日本のその後の思想に大きな影響を与えた。特別攻撃隊の神風(Kamikaze)は、元寇を追い払った神風と同様に、連合国を討つということに由来する。この神風特別攻撃隊の事例は、世界的に有名となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%A2%A8

以上、「稀勢の里、奇跡の新横綱優勝には、日本人感動の琴線を揺さぶる3つの理由があった」でした。

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