桂三木男「千早ふる」

桂三木男『千早ふる』娘に百人一首「千早ふる 神代もきかず竜田川 からくれなゐに 水くぐるとは」の意味を聞かれてわからない八っぁん。先生のところ聞きに行くが先生もわからない。仕方がないので先生はトンデモ解釈でごまかそうとする。竜田川というのは川の名前でなく相撲取りだ。千早ふるとは実は…。歌舞伎座最後の日のことを詳細に語り、落語の中にも取り入れた熱演。桂三木男は名人『芝浜』の三代目桂三木助の孫。

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落語いいとこ撮り! 三遊亭時松「ねぎまの殿様」

「落語とはこうじゃなきゃいけない」と言う固定観念なんかぶっ壊せ!!落語協会未来のスター候補、イキのいい若手落語家お届けします。そうは言っても伝統芸能。こんな珍しい噺もあるんだぜ。東京出身なのに田舎顔、三遊亭時松の「ねぎまの殿様」を収録。

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鈴々舎馬るこ「真田小僧」

鈴々舎馬るこ『真田小僧』悪知恵の働く金坊、おとっつあんになかなか小遣いをもらえないので「おとっつあんの留守中におっかさんを訪ねて男が来た」と気をひきつけるような話を始める。おとっつあんが続きが聞きたがると、話をやめては小遣いをせびる。最後まで聞いてみれば、結局何のことはないオチ。そして金坊は、せしめた小遣いを持ってまんまと逃げていき…。

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古今亭駒次「公園のひかり号」

役目を終えた新幹線ひかり号の車両が遊具になっている公園。たかし君がある日遊びに行くと、車掌ごっこをしているおじいさんがいた。仲良く遊び始める二人。楽しい日々が永遠に続くと思っていたが、別れの日はごく間近に迫っていたのだった。思い出をいっぱいに乗せたひかり号はどこへ旅立って行くのか。公園のひかり号を舞台にしたハートフルコメディ。古今亭駒次「2009年東西若手コンペティション」グランドチャンピオンに輝いた壮大な新作落語。

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古今亭菊六「火焔太鼓」

古今亭菊六『火焔太鼓』商売が下手な道具屋さん。貧乏でいつも女房に愚痴を言われてばかり。ある日勝負をかけて古臭い太鼓を買ってくる。こんなもの売れるわけがないと女房に怒られる。しかし店先でほこりをはたいているとお大名の目に止まり、屋敷に持ってくるように言われる。実はその太鼓は「火焔太鼓」という世に二つという名器であった。昭和の名人古今亭志ん生の十八番。孫弟子の菊六が現代に受け継ぎます。

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古今亭菊六「豊竹屋」

豊竹屋節衛門は大の義太夫好き。朝から晩まで目の前の出来事を義太夫にしてしまう。ご飯を食べながら味噌汁を飲みながら。奥さんはあきれ顔。そこに口三味線を得意とする男がやってきて、掛け合いで義太夫をやることに。その義太夫の間抜けなこと。古今亭菊六2009年NHK新人演芸大賞受賞ネタ。

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古今亭志ん八「唖の釣り」

古今亭志ん八『唖の釣り』上野の池は古くから殺生禁断の地。ところが七兵衛という男は毎晩こっそりと上野の池へ鯉釣りに出掛け、それを魚屋に卸して生計を立てていた。それを聞いた与太郎が、みんなに言ってしまうと脅して同行を頼んだ。七兵衛はしかたなく与太郎を連れて釣りに出掛け、もしも役人に捕まってしまったら「病気のお母ぁが鯉を欲しがるが貧しいので買うことができません。悪いこととは知りながら釣っておりました」と申し開きするよう教えるのだが…。

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