スーパーマスクヒロイン ミネルバ

新人シークレットサービスの夏守美早妃は御手洗博士を警護中に、世界的暗殺集団エゴイズマの女幹部パトラに襲われ絶体絶命の危機におちいる。だが、エゴイズマに対抗するために産まれた組織Mystic integral secret service(秘密なる完全なシークレットサービス)、略称MISSの一員である強化スーツをまとった仮面の女戦士ミネルバに救われる。ミネルバの正体はかつて美早妃と同じシークレットサービスだった備冬勇希。だが、ミネルバであることは誰にも言ってはならないため、事情を知らない美早妃は、退職して姿を消した勇希を侮蔑する。そしてミネルバにもライバル意識を燃やしていた美早妃は、御手洗博士の娘が人質になっていることを知り、単独で救出に向かう。パトラから人質を奪回することに成功した美早妃だが、エゴイズマの怪人ドラキュライズマの吸血攻撃に苦しめられる。そして救出に向かったミネルバにも、その毒牙が襲い掛かった。

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奇街 前編

【第一話:巨鳥る】女子校生の竹取美樹は、ミステリーが大好きなチョット変わった女の子。そんな美樹に、ある祠をめぐる怪奇現象の噂が耳に入る。何でも、祠を壊そうとすると、化け物が現れるというのだ。美人考古学者、神具谷麗子の協力を得て、美樹は祠の調査を始める。そんな美樹達の前に現れる、謎の人物ヘキル。祠に隠された真実とは?ヘキルと祠の関係は?そして、現れる化け物の正体は?深まる謎の中、美樹と麗子が目撃したのものは…。【第二話:魔鏡る】『宙神皇子の御鏡』という、国の重要文化財が泥棒に盗まれてしまう。美人考古学者の麗子は、御鏡を取り返すべく、女子校生の美樹とともに調査を始める。解決は時間の問題と思われていた。しかし、事態は思わぬ方向へ進む。その事件が引き金となって、御鏡に封印されていた悪霊が現代に甦ってしまう。悪霊の魔の手が美樹達を襲う…。絶体絶命の二人を、謎の人物ヘキルが助けに現れる。美樹達は悪霊の哀れな運命を知らされて…。

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怪奇生物調査ファイル UMA調査隊

それは、ある一本の電話から始まった…。UMA調査隊東京本部・辻彩加調査員のデスクへUMA目撃情報が緊急入電した。千葉県松戸市の江戸川流域に正体不明の巨大生物が現れたというのだ。果たして、その巨大生物とはどんな生物なのか!?UMA調査隊は、ただちに調査を開始した。しかし、辻調査員は寄せられた情報に疑問を感じていた。というのも、千葉県松戸市は東京都のすぐ横に位置しており、そんな都心近くに巨大生物が出現するとは考えられないからである。本当に巨大生物は現れたのだろうか…?期待と不安を抱きながら、UMA調査隊は千葉県へと急いだ。到着した一行を迎えてくれたのは、今回の調査をサポートしてくれる平井絵美現地調査員。早速、目撃現場から調査を開始。地元では「マツドドン」と呼ばれているその巨大生物。その驚愕の正体とは!?その他、江戸川に生息するといわれる「怪魚エディ」。雄蛇ヶ池に潜む「オジャッシー」。蛇に化ける蛸「ヘビダコ」等、怪奇生物UMAの謎を徹底調査する!!

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蝶戦士ピンクフューリー

人間の精神を操って日本を支配しようとしている組織キュアーに飛場翔子は、父の作ったホワイトセイバーとピンクフューリーの二つの強化スーツを使って戦いを挑みつづけてきた。街から街に旅をしてキュアーの組織を壊滅してきた翔子は、一人の少女三輪いのりと出会う。キュアーに拉致されたいのりの両親を助けるために戦いを挑む翔子の前にあらわれた怪人ローズバラバー。ローズバラバーは翔子が探している、翔子の父・飛場雄一郎に化けて翔子を苦しめ痛めつける。ホワイトセイバーで戦う翔子は、ローズバラバーに一度は敗れて、壮絶な拷問を受けるが、なんとか脱出してピンクフューリーに変身して戦いを挑む。翔子はいのりの両親を救い出せるのか!そして自分の父親を取り返すことができるのか!

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奇街 後編

【第三話:奇水る】奇怪な水が人々を襲いだす。その謎を解明すべく、ミステリー大好き女子校生の竹取美樹が立ち上がる。襲われた人々は、まるで操られるかのように、謎の人物ヘキルを捕まえようとする。ヘキルを守ろうとする美樹。しかし、頼りにしていた美人考古学者の神具谷麗子までもが、その奇怪な水に襲われてしまい、完全に孤立する美樹とヘキル。追い詰められたヘキルは、美樹の前で化け物に変化するのだった…。【最終話:怪獣る】怪獣となったヘキルが街に現れる。そんなヘキルを、遠くから眺める不気味な男がいる。自衛隊が出撃し、怪獣のヘキルを迎撃しようとする。何とかヘキルを助けようと、美樹と麗子は自衛隊に訴える。そんな美樹達を不気味な男が襲う。男は人間になりすました宇宙人で、敵対する宇宙人ヘキルを人間によって殺させようとしたのである。思惑通り、ヘキルが自衛隊の攻撃にさらされる。美樹達はヘキルを無事助けることが出来るのか?美樹とヘキルの間に生まれた友情の結末は?

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ハイパーセクシーヒロイン イブサス

YBSAS。それは多様化する22世紀型犯罪から女性を守るために開発された防御機構。薄い特殊生地が皮膚に密着することにより装着者本人の汗などからDNA情報を吸収し、イメージ通りの装甲に姿を変える人工皮膚の総称である。今は亡き父親からその研究を 引き継いだ研究員・麻生水青(マオ)。そして研究所のマドンナ的存在でもある先輩・研究員・篠木沙希(サキ)。完成したばかりのイブサスを発表する試着会の日、事件は起こる。スポットライトを浴びて颯爽とイブサスを披露する沙希が突如暴走を始めたのだ!!そして こともあろうに事態収拾を命じられたのは内気な水青。今まで沙希に群がっていた男性研究員たちは一斉に水青を応援し始める。嫉妬の炎を燃やしはじめる沙希。ついにイブサスの盲点をついた沙希の陰湿な攻撃が始まる。男たちの視線の中、次々と消失してゆく水青のコスチューム。さらに水青のイブサスを完全に消失しようとする毒液が全身に滴る。サディスティックに執拗な沙希が水青を襲う!!事件の闇を牛耳る保安部長・本間。罠に堕ちてゆく所長・沙々羅。複雑に絡み合う4人の熱き吐息!!「私たちのYBSASは、絶対に葬らせはしない!!」どうする水青!?残された時間とコスチュームは、もう残りわずかだッ!

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~がんばれ僕らの~グラドルヒロイン アドバンシアン

…2036年。我が国の犯罪検挙率は20%代にまで落ち込んでいた。犯罪大国になりつつあるこの国に立ち上がる一つの組織。最新科学機器を駆使し、事件発生以後からしか身動きのとれなかった従来型の犯罪捜査を一新し、事前に情報を集約し犯罪発生の芽をつむ絶対攻性の警察実働部隊。彼らはそのシステムの名に所以し、こう呼ばれた。「華装攻性捜査官・アドバンシアン」と。最新テクノロジー『ターン・アドバンスシステム』によって着ている衣服を分子レベル分解し、特殊兵装処理を施して闘う女性捜査官たち。その1人、No.7聖袈沙彩(セイケサアヤ)は、多国籍企業「上海電子有限公司」社長宅で犯罪が行われるとの情報を受け現場に潜入する。そこで目にした殺人兵器【3次元粒子誘導装置】が罪のない市民を狙う!傷つきながらも身を挺してその危機を救う沙彩。しかし宿敵Neoゾディアスのアジトに連れ込まれた沙彩にさらなる過酷な拷問が待ち受ける!自身をサポートするためのシステムを敵に逆手にとられ苦しみぬく沙彩。絶望の危機が迫ったその瞬間、一点の希望に沙彩は懸けた。華麗な乙女の怒りが天を貫き炎を呼ぶ!

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レディーサイプレス 前編

子供たちに慕われる小児科医・桐志摩花音(きりしまかのん)の優しい笑顔が総合病院のおだやかな昼下がりに輝く。その傍ら、居眠りをしているナースの縁碧(えにしあおい)は、幼少の頃TVで放映していた特撮ヒロイン番組『クイーンスワン』への強い想いから、夜な夜な密かにコスチュームを自作。ついに完成させた歓喜から、人目を忍んで病院の屋上へ。その帰路、異星人(ジョルジュラント星人)に襲われる。身に覚えの無いパワーを発揮する碧。その翌日、病院に怪事件発生!!来るべき時を悟る副院長・京極冴子。混乱の中、碧は『クイーンスワン』のストーリーに従い闘いの場へ。心配して後を追う花音。二人を救う謎の女怪人ガゼットウーマン。花音と碧は、地球侵略を目論む異星人たちから、日本の、いや全人類の平和を守るため闘うスーパーヒロインとなってしまうのであった。

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グラドルVS触手エイリアン 超閃星姫シェリー・ハート

近未来…宇宙区間を航行する巨大貨物船に、特殊能力と最新鋭の武器を備えた二人の女性隊員が搭乗していた。彼女たちは乗務員の安全と船の運航を守る為に派遣されたサイキック戦士。その1人ミア・エリスは、空間を移動するテレポートを得意とし、ITシステムやメカニックに精通。シェリー・ヴァーリントンは、地球へ帰還するコールドスリープ中のトラブルにより記憶を失っていた。戸惑う二人に、さらなる事態!船内が、無数の触手エイリアンの巣窟と化していた!!宇宙空間で完全に孤立した二人のヒロイン!!超能力を封じられたミアが触手たちの魔手に拘束される!助けに向かうシェリーの前に、触手怪人が!!もはや絶望の中で一筋の望みを懸けて闘うシェリー、怒りを爆発させ失っていた特殊能力を次第に開花、勝利する。しかし、すでにミアの特殊強化コスチュームは無残に切り裂かれ、襲い来る触手の群れに次々と侵入されていた。縦横無尽に徘徊し身体中を入念に分析する魔手たち。やがてミアの体内へ。そして、触手に侵略されたミアが今度はシェリーを同化させようと迫る。最強のシェリーにもミアを殺す事は出来ない。泣き叫ぶシェリーに、ミアの触手が容赦なく侵攻してゆく…。

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魔斬子2 ‐Lumiere noire et noir blanc‐ 破曲

魔斬子同士が激突した。鋭く流麗な技、白い魔斬子・美月(ミツキ)は、黒い魔斬子・日向(ヒナタ)を完全に圧倒する。その美月は、魍鬼の寄餌として利用している青年刑事・宮下の誠実さを、何か特別な視線で見つめ始めていた。感情を持たないはずの魔斬子。日向もまた、今までに出会った事のない人間・美佐の特異な行動に戸惑い未知の苦しみを一層募らせてゆく。そしてついに、大型の母体魍鬼の総攻撃が始まる。しかし美月は、宮下の亡骸を茫然と見下ろしていた。その背後から襲い来る魍鬼軍団。現れた別の魔斬子が、戦意を消失している美月に渇をとばす。正気さえも失い自ら魍鬼と化して、魔斬子を殲滅してゆく美月。美佐が狂気の美月に捕らわれる。走る日向。最期の一匹が美月…勝機が微塵も見えない決戦の場へ、日向は走った。

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